小2息子の漫画からのインプットとアウトプットがすごい(語彙力)ことから、やれ歴史漫画だーやれ科学漫画だーと読みたがるままに与えていたら、なんだか最近すっかり本を読まなくなってしまい…。
やっぱあれですね、人間は楽なほうに流れます。
動画が見られるなら漫画や本は読まないし、漫画が読みたいだけ読めるなら本より漫画と、より楽に、より感覚的に内容をキャッチ出来るメディアに流れるんだなぁと。
我が家では私も夫も、別に漫画がダメとはまったく思っていませんが(二人とも漫画大好き)、だからといって本を読まなくなるのはナシだなと思っています。夫は理系、私は文系と別れていますが、子供の頃の習慣の共通項としてあるのは”大量の読書”。絵が無くても文字情報から自分の想像力でイメージを膨らませること。これが出来るのと出来ないのでは、これから先、色んなものに触れていく中で、受け取れるものの量が圧倒的に違ってくるんじゃないかなあと。
というわけで、一時期は図書館でも大量に借りまくっていた学習漫画(歴史、科学、偉人伝などなど)の量をグッと減らしてみています。ゼロではありません。
その代わり、絵本やゾロリシリーズよりもうちょっと文字量の多い、でも絵も多めの児童書を揃えるようにしてみました。
その中で、息子が最近気に入って読んでいるシリーズをご紹介。
文字量的にも内容的にも、ザ・小学校2年生向き(主人公は3年生あたりの設定のものが多い?)、という感じだと思います。
佐々木マキ 『なぞなぞライオン』シリーズ
『ねむいねむいネズミ』や『ブタのたね』の佐々木マキさんの児童書。息子はダジャレや回文が大好きなので、回文をテーマにした『おれはレオ』からはまりました。
寺村輝夫 『かいぞくポケット』シリーズ
王さまシリーズやこまったさんシリーズの寺村輝夫さんの児童書、全20巻。
王さまシリーズにはまったく響かなかった息子ですが、かいぞくポケットは大好き!ドキドキ、わくわくな冒険や、ちょっとした仕掛け(鏡に映さないと読めないページがあったりすることも)がいいみたい。
福田岩緒『しゅくだい〇〇』シリーズ
この宿題シリーズ、他にも『しゅくだいクロール』だったり、『しゅくだいとびばこ』だったり、ちょうどこの年頃の子供に響くものがありそうな題材。
息子いわく『しゅくだいさかあがり』は去年うけた早稲アカのチャレンジテストの国語の問題で出た気がするとのこと。
ほかにもまだまだオススメシリーズがあるので、紹介していきたいと思います。
そして、『エルマーのぼうけん』は読めるけど『マジックツリーハウス』は読めない(字が多くて読む気にならないそうです…)小2男子におすすめの本、教えていただきたいです。
読書量はめちゃめちゃ多いわりに(隙さえあれば何か読んでいます)、なかなかもう一歩上の児童書に蝕指が伸びない息子。
なんとかうまく、文章からイメージする楽しさを知れるといいんだけど。ストーリーだけを読み飛ばすのではなく。