中学受験本と言えばいろいろあるけれども。
きょうこ先生こと、安浪京子さんのご本について今日は書きます。
人気のきょうこ先生。
私も数冊読んでいます。
この2冊が最新作。
最後から2番目の章、学校の選び方についてが興味深かったです。
この本できょうこ先生を知りました。
「6年生から大逆転って…無理やろ…」というセンセーショナル?なタイトルで興味を呼んだような。
これがここ最近では一番役に立っています。
分数の通分のやり方とか、すだれ算とか、もうすっかり記憶の彼方なので……これで私は予習(っていうか復習)しています。
読んでみて思ったのは、きょうこ先生が人気なのは、母親の反感を買わないからかな~と。
例えば、
え?これ私立中学のPR本なの?みたいな本を書きつつも、他人の中学受験を「それでは可哀想」「教育虐待だ」と上から目線で言うおじさんの中受本を読むと、私は「いちいちうるせえな」というなんだか嫌な気持ちになります。
中学受験は親が9割!と言い切る塾ソムリエのおじさんの中受本を読むと、私は「親が9割…むりむりむり、吐きそう…」というふうになんだか具合が悪くなります。
まあ合う合わないあるよね、人間だもの。
でも、きょうこ先生の本はわりと、
「まだ間に合う」
「そんな時はこうしてみて」
「大変ですよね、でも頑張っているのはお子さんです!」
「大丈夫ですよ、そんなときはプロの手を頼るのもひとつの手です」
的な?
(著書から抜粋したわけではなく、私がこんなトーンで書かれているなと感じている内容です)
ポジティブなメッセージ、的な?
嫌な感じはそんなしないわけ。
色んなスタイルの中受があるから、うちにも出来なくはないかもしれないな?とか思えるわけ。
やっぱね、読んでてイライラしたり、は?何様なの?と思ったり、無理無理無理…とか思いたくないんですよ。
もう充分、日常の中でイライラしたり、は?何様なの?と思ったり、無理無理無理無理と吐きそうになっているんですよ。
お金払ってまで、嫌な思いしたくないんですよ、というお話。