なんだかバタバタしていて第2弾から間が空いてしまいました。
書くの気が重くて(本音)。
いつまでもフワフワと生きていたいのに、カアちゃんとなったからには、気になる「で、いくらかかるの?」に向き合わなくてはなりません。
第1弾、第2弾の記事はこちら↓↓↓
さて第1弾、第2弾で解った通り、
子ども二人を大手中学受験塾に小4(小3の2月)から3年間通わせ、第1子を開成に、第2子を慶応(中等部→女子高)にそれぞれ6年間通わせると、交通費、交際費もあわせて計1760万円も、地元の公立に通わせるより多くかかります(私試算)。
こうして計算してみると、複数人の子どもを私立中高一貫に通わせた人を見る目が変わりますね。
「大富豪かな?」と思いますね。
地元の公立中学に通うよりも多くかかるであろう金額の項目としてあげたのが、以下の5項目。
- 塾代(受験代)
- 中高6年間の学費
- 定期代ほか交際費
- 海外研修代とかきっとかかりそうなフワッとした何か費
- 払わなきゃいけないのか解らない寄付金
この第3弾では、一番ふわっとしていて具体的な金額が見えてこない4と5について言及していきたいと思います。
4.海外研修代とかきっとかかりそうなフワッとした何か費
私立一貫校の魅力のひとつとして、積極的な国際交流だったり海外研修だったりも挙げられるんじゃないでしょうか。
我が家は娘が英語を頑張っているので、ぜひ中学高校で短期留学だったり、ホームステイだったりを体験させてあげたいなあと思っています。
高校受験のことを気にせずに、留学できたりするのは、中高一貫校の利点だと思います。
(私は高校1年生の冬休みに短期語学留学&ホームステイを学校とは関係のないところでしたので、まあ公立コースでも出来るっちゃ出来ますけどね)
このあたりの金額、学校によってある程度は差があるとは思いますが、品川女子の公式WEBサイトには海外研修にかかる具体的な金額が明記されていたので、参考にしていきたいと思います。
まずは修学旅行。品川女子学院では、中学3年時の1回のみで、高校では実施していないそうです。
Q & Aのところに「3月にニュージーランドのオークランドへ8日間(希望者は3週間)行きます。例年9割超の生徒が3週間のロングステイコースを選んでいます」とありました。
そうね。いいね、ニュージーランド。ホームステイいいよね。いいね羊。3週間行っとこうか…
修学旅行費についてWEBサイトには載っていませんでしたが、ニュージーランドになる以前はロンドンに修学旅行で行っていたそうで、その時は276,084円とネットに載っていました。
だいたいその前後の費用感なのでしょうか。
ロンドンよりはニュージーランドでホームステイ3週間のほうがお安そうですね。
だいたい30万円みておきましょうか。
そして海外留学は、以下から選べるそうです。
- イギリス姉妹校1年間留学 約450万円~(渡航費別)
- オーストラリア姉妹校1年間留学 約390万円~(渡航費別)
- ニュージーランド提携校1年間留学 約230万円~(渡航費別)
- オーストラリア姉妹校3ヶ月留学 約40万円~(渡航費含む)
- ニュージーランド提携校3ヶ月留学 約70万円(渡航費別)
提携校なので、向こうで取得した単位が認められるため、同級生と一緒に進級、卒業できるとのこと。
そういうところが私立中高一貫校の魅力のひとつにも感じます。
これ、みんながみんな行くわけではなさそう。行っても1割2割くらい?
でも娘には行ってほしいな~……などと思うと、お安めなのからお高めなのまでありますが、間をとってニュージーランド1年間で計算してみます。
もろもろかかって、250万円程度でしょうか。
息子は、とりあえず日本で勉強を頑張ってもらう想定にします(オイ)。
ということで、2人の子どもが海外に修学旅行に行き、1人が1年間わりとお安めのところ(ホームステイ)で留学すると、
30万円+30万円+250万円=310万円
かかります!!
ちなみに、開成中学の修学旅行は関西、高校は九州。もっとお安く済みそう。
慶応の中等部の修学旅行は、北九州。
3年生の夏にはイギリス研修旅行があるそうです。金額不明(高そうなイメージ)
慶応の女子高等学校の修学旅行は京都。あら、意外にかわいい。
短期留学プログラムは3週間~1年間まで様々あるようですが、費用感は不明(高そうなイメージ)。
ここはもう、学校によりけり、子どもの意向によりけりなところも大きいですね。
でもここではとりあえず、310万円で計上しておきます。もうね、わかんないんで。
5.払わなきゃいけないのか解らない寄付金
寄付金。
これ、払わなきゃいけないんでしょうかね。どうなんだろ。
色々検索した結果、寄付なので当然義務ではない。なので、払わなくてもOK!余裕のある富豪だけが払えばいいじゃない!がWEB上の賢者たちの総意だと私は理解しました!
どの家庭が寄付金を払ったか、払ってないか。教師には解らない、はず。
でもちょっと不安になったりしません?
払わなかったせいで、高校に進学できなかったらどうしよう…?とかちょっと思ったりしません?
毎年は無理でも。初年度くらいはお布施感覚でやっておくべき??とか思ったりしません?
払わなくてもOK!払わなくてもOKなんですよ。
でも、とりあえず10万円×2人ぶんだけ寄付金用のお金としてとっておきます…?
ここまで全部足して、2090万円でした。
子ども二人を大手中学受験塾に小4(小3の2月)から3年間通わせ、第1子を開成に、第2子を慶応(中等部→女子高)にそれぞれ6年間通わせると、交通費、交際費もあわせて計1760万円も地元の公立に通わせるより多くかかり、さらにもしかして海外に修学旅行に行き(開成も慶応も海外じゃないけどね)、うち一人は1年間ちょっと安めの語学留学に行き、別に払わなくてもいいはずだけど、ひよって初年度だけ10万円ずつ寄付したら、2090万円かかります。
あ、海外研修とかどこにもいかずに、修学旅行も九州と京都くらいの可愛い感じなら、1800万円以下で納まるかもです。
それでも!1800万円!
あとは入学時に、制服、バッグ、体操着他で子ども1人につき20~30万円くらいかかるのでしょうか。
まあだいたい2000万円くらい、子ども1人につき1000万円は見ておいてくださいってことですかね。
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今回こうやって、お金のハナシを長々としてみたのは、だから中高一貫校は大変ですよ!とか、お金がないと無理ですよ!というものではなく。
でもなんとなーくやるものでもない、ちゃんと具体的にいくらくらいかかるものなのかを知っておくべきだと思ったからです。
頑張って働こうと思います(涙)