かんがえる子どもを育てたい母のブログ

話を聞かない息子と、芸術家肌な娘を育てるブログ

エルカミノ講演会『小学1~3年生で取り組んでほしいこと』に参加してみた

つい先日、理数系専門塾エルカミノの秋の講演会に参加してきました。

この講習会、8月10日から公式WEBサイトで“ひっそり”募集されていました。

TOPページに「講演会」とあるのでクリックして進むと、なぜかでかでかと「終了した講演会」について出て来ます。
それに目をとられて私は何度も見逃しましたが、上のほうに小さく「2018年度秋の講演会はこちら」と。

エルカミノさん!ここの導線をもっと解りやすくすると絶対もっと集客あると思います…!

 

毎年、春と秋は様々なテーマで講演会をされているようなので、気になるかたはぜひWEBサイトをチェックしてみてください。

 

さて、今回の秋の講習会の内容はこの3つだったようです。

  1. 『女子向け講演会「目指せ理系女子!」』
  2. 『国語講演会「中学入試に結びつく読書の仕方」』
  3. 『低学年講演会「小学1~3年生で取り組んでほしいこと」』

 

1は小学3~5年生の女子保護者向け、2は小学3~5年生の保護者向け、ということで、今回私は3の低学年講演会に参加しました。
参加費は外部生で一人2,000円、塾生の保護者の場合は無料だそうです。
我が家が参加した回はほぼ満席でしたが、外部の方が多いのか、塾生の保護者が多いのかはわからず。

 

ところで、エルカミノは理数系専門塾を謳っていることでも噂の小人数制の塾ですが、私がエルカミノ関連の書籍を読んで特に共感を覚えた(というか、我が家にとって都合がいいと思えた)ことは『低学年の勉強のさせすぎは厳禁』『過度の先取りは弊害のみ』『親は余計なことするな』というところです。

 

この本とか

この本とか

講演会でもやはり、主張としてはブレでいませんでした。

 

たとえば、理科、社会の先取り学習はまったく不要。
理科、社会は小5から始めても十分に中学受験に間に合うと。
というのも、1年生の理解度で1年間かけて覚えて理解できることが、小5では2週間で理解できるから。

 

その代わり“一般常識”を実体験してほしい、と。

お風呂のお湯が上のほうが熱くて下のほうが温いと知っているかどうか。
ガスバーナーで燃える炎を見て、赤い炎と青い炎とどっちが勢いが強いか知っているか。

本で読んだことではなく、実際に経験したことは強いというお話。

 

その一方で、低学年でしっかりやるべきは国語と算数。
いわゆる読み書きそろばん(計算)、です。

 

特に計算力は絶対つけるべきことの例として、公文式をあげてらっしゃいました。

公文式だと計算力はつくけど、思考力がつかないというようなデメリットが巷で言われているけど、そういうことでは無いんだよ、と。

計算力は、スポーツに例えると“足が速い”ということ。
サッカーもバスケも、足が速いだけでは戦えないけれど、足が速いことはものすごい武器である。

計算も、計算力があると、頭の中で色んなパターンを試してみることが出来る。それこそが、思考力の土台となるものだ。

というお話。
つまり、低学年のうちは公文やっとくのがベスト、というふうに私には聞こえました(笑)
ただし数学の先取りNG、その理由は…というような話もありました。

 

私が、この塾のこういうところが好きだなぁ(というか私にとって都合がいいな…)という話では、
『親は子どもに構いすぎるな』ということ。

 

先生曰く「算数オリンピックの問題なんかを、子どもが解らないからといって一生懸命に教えてくださるお父さん、お母さんがいらっしゃるんですよ。でも教えないでいいです。教えないでください。今、“自分で”解けない問題は、今、解けなくてもいい問題です」

そうなの?
教えなくていいの?出来なくていいの?(希望の光)

 

教えてもらって、ヒントを貰って解いても、解ったような気になっただけで終わり、とのこと。
今解けない問題は今やらなくていい。
そう思うとめっちゃ気が楽~

 

話はちょっと逸れますが、同じ理数系の塾といっても、エルカミノと宮本算数教室は理念がまっっったく違いますね(笑)
宮本算数教室はこの本を読みましたが…

たぶんどっちが正解でどっちが間違っているとかではなく。
どっちのメソッドもブレずにしっかりやればそれなりに結果が出るように思います。
あとは、どっちが自分の子どもに合っているか、どっちが家庭の教育方針に合っているか。

塾長の本を読み比べて、自分の家庭に合う勉強の進め方を見つけるのもいいと思います!

 

ほかにも色々、ためになるお話はたくさんありました。
エルカミノの本はだいたい読んだので、まあ内容としてはダブりがあるんだろうなと思いつつ足を運んだのですが、具体例が多くて大変ためになりました。
息子はともかく、娘は図形が苦手そうだな~と思っていたけど、あれ?そうでもないかも?!と思えたヒントもあったり。

毎年、春と秋に講演会が行われているようなので、興味がある方は少し前から(秋は8月から告知がありました)チェックしてみてください。


最後に。

男子と女子に適した理数系の教え方の違いついて、私は「なるほど!!!」と膝を打ったので。ご紹介。
といっても私の走り書きメモだけですが(笑)
でも、息子と娘を見ていて「たしかに~~~!!!」となりました。

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初出掲載:2018年6月3日