学校説明会2校目は、港区にある芝中学校・芝高等学校の、学校主催の学校説明会です。今年5回あるうちの、第1回目だそうです。
予約の必要は無しでした。大きなホールがあるんですねぇ~。
2階の様子は見えなかったけど、1階は満員御礼に見えました。
説明会の流れ
- 校長先生のお話(40分)
- 英語の先生から海外研修についてのお話(25分)
- 美術の先生から“芝生の良い所”についてのお話(25分)
- 入試報告、よくある質問についてQ&A(20分)
- あとは各自自由に校内を見学
芝の学校説明会は緩い緩いとよく聞きますが…なんていうか、校長先生が話すのが好きなんでしょうね。そして笑いを取りたいタイプなんでしょう(笑)
パワポ的なスライド等を使うこともなく、40分ひたすら面白おかしくお話されていました。
話のメインは、どんな子に芝に来てほしいか。
芝が大好きで、どうしても芝!と熱望している子にこそ、来てほしいんだなというのがよく伝わりました。
そういう子を6年間かけて“芝っぽく”育てる。そんな学校だという印象を受けました。
では、“芝っぽさ”とは何か。
美術の先生(ベテラン)から“芝生の良い所”についてお話がありましたが、
「15分前くらいに教頭から“ちょっと何か芝生の良い所話せる?”と言われてここに立っております」とか、主要な教科じゃなくて美術の先生が話すところとか、その良い話というのが登校中にう〇こ漏らしたけど頑張って学校に来た子の話だったりとか(このお話爆笑でしたw)、ちょっと道を踏み外しかけた子の話とか。
そういうところが“芝っぽい”ということなのかな?と思って、私は楽しくお話を聞きました。
部活を頑張った話とか、塾に行かずに東大に行った子の話とか皆無でした(笑)
『人間教育・芝』
このワードも校長先生からよく出てきました。
6年間のゴールは、どこの大学に入るかではなく、どういう人生を歩んで行くかという基礎となる素養を育てる6年間であると思っている、とおっしゃっていました。
変な言い方かもしれないけど、私には、長い長いサマースクールみたいな学校だな、と感じられました(もちろん全て私の主観です)。
壇上で先生からお話のあった、よくある質問へのQ&Aと、私が校内を見学した際、先生を捕まえて質問したことの中から、印象に残ったものをいくつかご紹介します。
熱望組への優遇はあるか
- 1回、2回両方を受験すると、2回試験において、ボーダーの点数より数点下回っていても正規合格とする。
- 申し込んだだけではダメ、2回ともテストを受ける必要あり。
2020年大学入試改革について
- 英語→中1からスピーチや暗誦など「話す」活動に重点を置いた指導。オンライン英会話もあり。
- 国語→ディベートなどを取り入れた授業。
昼ごはん事情
- 食堂はなし
- 購買で弁当を注文することが出来る。2時間目までにクラスでまとめて注文し、係が昼に取りに行く。500円程度で5種類ほどある。「味はあんまり…と聞いています(笑)」と女性の先生。
- 登校中にコンビニでお弁当を買ってきてもOK。
女子との交流
- 教師は9割は男性
- 他校の女子校と交流はあるのか?という質問に対し、「学校全体で毎年決まった交流や姉妹校などは無い」「図書委員としてや、吹奏楽部として、それぞれ女子校と一緒に何かをやったりという機会はある」とのこと。
学校説明会って、その学校がどんな学校か、子に親にどんな“サービス(教育)”を提供してくれるのか、を知るというのももちろんあるけれども。
自分の子供にどんな学校に行って欲しいのか?我が子はどこなら6年間生き生きと学校生活を送れるだろうか、と自問するきっかけでもあるな、と感じる学校説明会になりました(私にとっては)。
いろいろ足を運んでみないと解らないことってたくさんあるな~。
うちはどんな学校に行ってほしいのかな~。
ここに書くすべては、何もかも私の完全なる主観でしかないので、他の人はどう受け取るかは解りません。ぜんぜん違うかも!
どうぞ、気になる学校はすべて周ってみてください。
行ってみて初めて解る肌感覚みたいなものがあるんだな~と思いました。
校舎の窓からは東京タワーどーん!!
その他の学校説明会の記事はこちら↓↓↓