行ってきました!
都心にあって共学でキラキラしていて、英語やサイエンスラボがすごくて、今飛ぶ鳥を落とす勢いの新興校!!!
というイメージの広尾学園(個人のイメージです)。
結論:「素敵…私が通いたい…」
ってなりました(笑)
前回の渋渋に引き続き、私はたぶん、男子校より共学が、田舎の学校より都会の学校が、保守的な考えの学校より新しいことどんどんやろうぜ☆な学校が好きなんだな、と。
改めて思いました。
さて、広尾学園の説明会は
- 広報挨拶(5分程度)
- 校長挨拶(10分程度)
- 理事からの学校説明(30分程度)
- 入試に関する説明(20分程度)
- その後、希望者のみ医進・サイエンスに関する補足説明(参加していないため時間不明)
- 校内見学
というような構成でした。
医進・サイエンスコース、とっても興味深かったんですが、もう座り疲れてお尻が痛くなってしまったため、あとはまた高学年になって来た時に聞けばいいやと思い(低学年親の余裕!)、退席して校内見学をさせてもらいました。
以下、広尾学園の私が感じた印象、メリット・デメリットを挙げていきたいと思います。
あくまで、いち保護者の個人の感想であり、我が家にとってどうか、我が子にとってどうかというお話なので、ご参考程度に…。
★立地
自宅から乗り換え1回、ドアtoドア45分。2回乗り換えればドアtoドア35分。
駅から徒歩すぐ。雨に濡れる時間も少なくてらくちん。
渋谷より落ち着いた街、広尾。ごちゃついていないし、そこまで誘惑が多いという感じもなく、好印象!
前回の渋渋に「渋谷の学校になんていったら、ぐれて麻薬中毒にされてしまうのでは…」と過剰な都会怖い怖い病を発症させていた夫も、
「広尾なら適度に都会でいいね」という反応(メリット)
都会の学校なので人工芝のグラウンド(サッカーコート1面分くらい?そんなにもない?)と屋上にテニスコート2面、ちょっとした中庭(学校のシンボルだという木がありましたが、そこまで大木というわけでもない)と敷地面積は狭い(デメリット)
この日は朝から雨でどんよりとしていましたが、とにかく大きな窓!一面窓!で校内がパーッと明るい!
窓から見える景観も綺麗でごちゃついておらず、不快なものが見える印象もなし(メリット)
★教育理念
『自律と共生』
そこまで教育理念を前面に押し出した説明会でもなく(渋渋は『自調自考』全面押しだった)、教育理念としてはボヤけた印象。
校長がこの4月に着任したばかりで、まだ3か月目ということもあるのかも?
元東大で教鞭をとっていらっしゃった方とのことで、ほぼ東大の話でした(笑)(デメリット)
ハード面の充実に関する説明に時間を割かれるばかりに、あまり前面に押し出されない教育理念ですが、やっている活動の中からはその『自律と共生』が感じられました。
中1の4月に行く富士スコレー合宿で自分の目標を仲間と語り合うこと、その目標が教室に貼られていること、毎年の文化祭で中1から高2までそれぞれが自分の研究をスライドを使って発表すること、英検でもなんでも、学校として中3までにここまで取りなさい!というのではなく、それぞれの子がそれぞれの目標を立て、それに向けて努力し、学校はそのサポートをしていること。
ハード面の充実も本当にすごいんだけど、もうちょっとこういった所もうまくアピールしたら、また別の層からの人気も出るのになぁと思いました(メリット・デメリット)
★学習・生活まわり
医進・サイエンスは実験や理系科目に力を入れており、インターコースはもちろん英語に力を入れており。
なんとなく「ああ息子は医進・サイエンスに入ったら実験楽しくてウハウハだな~」とか「娘はインターのSGコースで英語頑張るのありよなぁ。今やってる英語も無駄にならないし」とか、この2コースはとても夢のある妄想を抱けるんだけど、じゃあ大多数の本科はどうなの?ということで、あまり印象が強く残らなかった(デメリット)
男女問わず、若くて快活な印象、かつ小奇麗な先生が多い!(メリット)
娘にインターコースが興味ありつつも、海外の大学に行くかは解らないのにずっと英語メインというのもな…と思っていたけれども、高校に上がる段階で、本科、医進サイエンスにコース変えするタイミングがあるというのに個人的にかなり好感触(メリット)
ビデオで見せられる“学校生活”の様子は、どの子もハキハキ、シャキシャキ、キラキラりん!というみんな同じような印象。この雰囲気の子しかいないのか、それともこの雰囲気の子だけが“みんなに見せたい広尾生”なのか。
色んな子に居場所のあるタイプの学校なのかどうかは、説明会では判明せず(デメリット)
スマートフォン持ち込み可。朝、担任に預ける。このスタイルが親としては一番安心かな(メリット)
勉強の面倒見もたぶん良いんだと思うんだけど、そんなにアピールなし?でよく解らず。
夏期講習は1コマ200円とのことで破格です。中1からあり。
高3の夏期講習は20日間109講座あるとのことで、きっと面倒見がいいんでしょう、うん(メリット・デメリット)
この学校のハード面での売りである、サイエンスラボ!
ぜひ見て欲しい!!!私思わず、「ファー!!!すごい!!!」って声出ました(笑)
親が説明会を受けている間、高学年の子供は体験授業を受けられるのですが、これ実験大好き系の子どもがこのラボで授業受けたら絶対「ここの学校にする(キリッ)」ってなるんじゃないでしょうか??(メリット)
キャリア教育の説明は充実していました。
うん、すごい!ここまでキャリア教育に力を入れている学校は他になさそう?
私もこういう学校に行ってみたかった(メリット)
★入試
ちょっとすごい早口でよく解らなかったかも(デメリット)
午後入試が、今年までは15:00スタートだったのが、来年の入試からは15:30スタートになるとのこと!
これは午前を他校で受ける人にとっては時間の余裕と心の余裕が生まれる朗報でしょう(メリット)
午前、午後と何度も試験があり、「うちに第1希望の子に来てほしい」というわけではなく「併願校としてもどうぞ」というスタンスの学校なんですね。
だからなのかどうなのか、「こんな子に来てほしい!」とか「こんな子に育てます、学校の色に染めます」というような学校からのメッセージは一切感じませんでした。
とてもフラットな印象。私にとってはこのフラットさはとても好印象(メリット)
★お昼事情
食堂あり!中1から使える!嬉しい!!軽食も豊富。
下に券売機の写真があるので見て…嬉しい…食堂嬉しい…(メリット)
★進学実績
あ…あれ??微妙??という印象。
入口が偏差値60くらいとして、それで東大が2名(2019年)って少ないなと。
同じく偏差値60程度の学校が15~20人出しているところを見ると、微妙…(一番のデメリット)
ただ、いま卒業している子らの入り口偏差値を見ると納得(四谷大塚80%の2/1午前の男子を参照)
2011年 53
2012年 54
2013年 55
2014年 55
2015年 55
2016年 55
2017年 58
2018年 59
2019年 59
今卒業している子たちの入り口はもう少し低かったんですね。人気うなぎ昇り校だもんなぁ。
高偏差値の医進サイエンスコースが中学に設置されたのも2015年からとのことで、ここから進学実績をウォッチしていきたいなというところであります。
ピカピカのサイエンスラボとキラキラの学園生活ムービーにあてられて、ぽーっとなってしまった感のある学校説明会でした。
これはうちの夫みたいな、最新の設備や最新の教育好きなお父さん層(家電は使わない機能も満載の最上位機種が欲しい層)は絶対に好きなんじゃないかな~。来年、夫にも説明会に行ってもらおうと思っています!
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