かんがえる子どもを育てたい母のブログ

話を聞かない息子と、芸術家肌な娘を育てるブログ

入学準備、何をする?【働く親・学習編】

去年の今頃、年長さんの冬の頃、小学校に向けての不安を色々募らせていたように思います。

「〇〇が出来ないと小学生になって困るよ!!」

このセリフを連呼していたような(笑)

 

よく聞く、最低限入学までに出来たほうがいい事、というのはこんな感じ。

  • ひらがなで自分の名前が読める
  • 数がある程度(20まで)、数えられる
  • 困った時は大人に相談できる
  • トイレの自立(和式トイレの練習含む)

 

 

入学してみて思ったのは、これ、ほんっとうに最低限だな(笑)というところです。

 

特に、共働きの家庭で、親が付きっ切りでケアする時間がなかなか取れないかも、、、という場合は、入学前までにある程度学習面で出来ることを増やしていたほうが楽だというのを実感しました。

逆にしっかり子どもをケアする時間が取れる場合は、本当にひらがなで自分の名前が読めるところからのスタートでもまったく問題ないと思います。小学校で読み、書き、計算、イチから教えてくれます。

 

ちなみに、これから書くことは、働く親が“楽”であることを主軸に置いています。

本来は子どもを主軸に考えるべきだとは思いますが、正直親が楽じゃないと、苦しいと、働き続けることが出来なくなりますから…

 

“小1の壁”にぶつかっても、仕事を辞めずにグッと踏ん張れるように。

 

そのための入学準備だと思って読んでいただけれると幸いです。

 

 

・ひらがなの読み

自分の名前だけと言わず、簡単な絵本であればそれなりに音読出来るまで持って行っておくと、楽です。毎日、音読の宿題が出ます。

 

・ひらがなの書き

一通り、書けるようになっていることがベターです。

ただし、必ず正しい書き順で。間違った書き順で覚えてしまうくらいなら、小学校でゼロから覚えたほうがむしろ楽かも。

一度間違って覚えてしまった書き順の矯正は本当に大変だそうです。逆に、字は汚くても形がいびつでも全く問題ありません。なぜなら小学校で嫌ってほど、授業でも宿題でも書き方はやるからです。ここで、子どもが書き順がめちゃくちゃだと、親が横でつきっきりになる必要があるのです…

 

・カタカナの読み

ひらがなを終え、もし余裕があればカタカナの読みまで行ってると安心です。

小学校で、しつこいくらいにひらがなをやり込んだかと思うと、カタカナは拍子抜けするくらいあっさり終わります。そしてあれよあれよという間に漢字に突入するという…

幼児教室の先生曰く「下手したら小3くらいになってもカタカナがあやふやな男子いますよ」と。

カタカナは読みだけでも出来るようになっていると、安心だと思います。

 

・数の計算

10までの合成、分解は出来ていたほうがいいと思います。

保育園のママ友は「りんごが3個、りんごが2個って絵に書いてやらないと解らないみたいで大変…」と嘆いていました。

これはまさに付きっ切りコースです。

1年生の1学期から、10までの足し算は宿題で25~50問くらいはサラッと出されるので、これを一人で学童でやって来れるか、家で親が付きっ切りでリンゴの絵を書いたりおはじきを使って30分かけてやらせるかは大変さが大きく違います。

 

 

 

入学後の滑り出しさえスムーズに行けば、あとは学校生活の流れに乗るのもそんなに大変ではないと実感しました。

ここでつまづくと、子どもは「勉強むずかしい」「僕は勉強が苦手」と思ってしまうし、親は親で「やっぱり仕事は続けられない」「私が働いているから子どもの宿題もろくに見てやれない」という気持ちになってしまいますから…。

 

正直、学習面での導入はスムースだった我が家でも、「働きながらの小1の宿題ケアは無理なんでは…」「もう仕事辞めちゃおうか」と何度もなりかけました。

これは、下の子がいるほど、そうなりがちだと思います。

送迎は学童と保育園の二系統、小1の宿題や明日のケアで帰宅後は親はつきっきり、かまってかまってと泣きわめく下の子、つづくお惣菜の夕飯、就寝まで早く早くと言い続けてタスクをこなすだけの日々…慣れるまで大変です。

 

慣れたはずの今でも大変です(小声)

 

先取りは学校の勉強をつまらなくするのでは?という懸念もあると思いますが、ある程度は「これくらい簡単に出来ちゃうよ♪」という状況があったほうが、子供にとっても新生活の滑り出しという意味では楽にことが進むと思います。

 

これは親にとっても同じで、「少なくとも学習面では大丈夫」と思えるかどうか。

学習面での先取りは出来ても、子の人間関係や生活習慣等の先取りは出来ないですから。

 

逆にトイレは、和式の練習なんて我が家は別にやりませんでしたが、小学校でトイレの使い方、水の飲み方、荷物の置き方、給食の準備の仕方。ひとつひとつ丁寧に教えてくれましたよ!

 

最後に。

我が家は息子がよく言えば鈍感力の高いタイプなので、入学前に「これが出来ないと小学生になって困るよ!」と言いまくってもどこ吹く風~♪でしたが。

繊細な子は、プレッシャーに感じたり、小学校ってそんなに叱られるところなの?と不安になったりと、年長の後半は荒れる時期だそうです。

 

言いたい気持ちをグッと抑えて、新生活が楽しみになるような声かけを心掛けたいですね。

どちらかというと繊細な娘の時は気を付けます…!

 

今、年長さんのママ、パパも焦ることなく。

このブログは、これが出来ていないと入学してから大変だよ!などと危機感を煽るものではありません。

 

これからの時期、書店に行くと、『入学準備』というタイトルのドリルがたくさん売り出すと思います。

それを一緒に毎日1ページ、2ページずつ取り組むだけでも、安心感という意味でも、毎日の宿題に向けた学習習慣という意味でも大きく違うと思います♪

 

 

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初出掲載:2018年6月3日