Twitterで『学童の子は夏休みも毎日学童、可哀想…』というツイートを見て。
今2年生の息子を持つ身としては、まあ、そういう面もあるかもねーという思いと、
ほんと?意外にそんな可哀想な感じでもないよ?という思いと。
これから入学を控えている人は不安かもしれません。
なので、これが学童っ子の夏休みのリアルなタイムテーブルだ!というのをお見せします。
※我が家が利用しているのは区立の学童。月5000円。お弁当や送迎のサービスはありません…!
※両実家は新幹線の距離で頼れません。
※私はフルタイム勤務ですが、基本早く帰ってたまに残業で月間フレックスタイムを稼ぐ、という少しだけ時間には自由が利く働き方をしています。
6:20 起床(学校がある日と同じ)
6:30 朝勉(算数塾の宿題)
7:00 朝食
7:30 ミニトマト水やりやら、歯磨きやらのあとはしばらく自由時間
8:00 娘と私が出発(保育園&仕事)
8:20 アレクサのキュー出しで息子、家を出る
8:30~9:00 学童で読書タイム
この時間は読書や塗り絵など、静かに過ごすことになっている模様です。
9:00~10:00 学童の学習タイム
学校の宿題の他、40分程度ひとりで学習出来るドリル等を持たせるように言われています。
うちは学校の夏休みドリル(算・国)、市販の2年生の漢字ドリル、3年生の計算ドリルを持たせています。
まあまあカオスな中やっているので、集中力の無い息子はなかなか終わらせられません…
10:00 自由時間
図書室で本を読んだり、体育館でドッジボールをしたり、ラキューやレゴで遊んだり、好きに過ごします。
みんなで〇〇しましょう!というような活動はほぼなし。
気の合うお友達と、好きに過ごす!
11:15 学童→小学校
学校のプール指導に行く子は、学年ごとで送り出してくれます。
11:30~12:30 小学校のプール
小学校の先生が指導してくれます。
毎回、先生が6人程度いてくださるようで、親としては安心。
夏休みの間に3週間くらいはプール指導があり、希望者のみ参加します。
ただし夏休み期間のプール指導がゼロだったり3日程度の学校もあるようです。
13:00 お弁当タイム
デザートはフルールはOK、ゼリーやプリンはNGという謎ルールあり。
冷蔵庫などには入れてもらえないので(もちろん電子レンジも使えません)保冷剤で冷やします。
14:00 自由時間
お弁当が終わった子から、自由時間。
また好きに遊びます。
エアコン完備だし、指導員のかたも5人くらいは居てくださるみたいで(夏休みは特に多い)安心です。
この時間に、ボランティアの方が工作や将棋を教えに来てくれることもあるみたい。一輪車教室などのイベントもあり。これも希望者のみ参加。
15:30 おやつ
うちの学童はおやつが結構豪華みたいで、アイスにチョコにスナックにと盛りだくさんなようですw
保育園から学童に移った子に、学童どう?楽しい?と聞くと、みんな
「おやつがすごい!!!」と(笑)
16:00 自由時間
はい、また自由時間。
息子は図書室で本を読んだり、漫画を読んだり、お友達とラキューをしたりして過ごすことが多いみたい。
あとは畳の部屋でゴロゴロしたり、ボーっとしたりも。
運動好きな子は毎日体育館でドッヂボールや卓球場で卓球。
ボードゲームやおままごとの道具なんかもあります。
17:00 退室
息子はいつもこの時間に帰ります。
18:00まで延長する子は、ここからはまた学習タイムになり「静かに過ごす」ように言われているみたい。
17:10 自分で鍵を開けて帰宅
学童で終わらなかった宿題をやったり本を読んだり。
だいたい、毎日のお約束が守れないんだよなぁ。
あと、夏休み期間は毎日の学校の宿題が無いから、という理由で計算プリントを1枚、この時間にやることにしています。
部屋の温度等は私が家電リモコンのアプリから遠隔操作で調節。
「水分をとってね」などはアレクサのリマインダーで(笑)
17:45 私帰宅
宿題のチェックをして、ちゃんとやれていたら30分のゲームタイム
息子の学童の夏休みのタイムテーブルはこんな感じです。
スイミングがある日は15:00に帰って家でおやつを食べてから出かけたり、小学校でイベント(科学工作のイベントや、フットサル教室など)がある日はお昼のあとから学校に行って、そのまま直帰したり。
我が家は家、学童、小学校がどれもそれぞれ5分程度の距離なので、あまり夏の暑さも気にすることなく移動しています。
お盆は1週間、夫婦で休みを取ったので、レジャーの予定。
週末は虫取り、自由研究の仕込みなど。
たまには私が平日に休みを取って、出来れば国立科学博物館の恐竜博にでも連れて行けたらいいな~とかそんな感じです。
どうです?
そんな可哀想な夏休みだとは私も子も思ってはいないんですが…
毎日テレビ三昧、母から「毎日毎日、朝ごはん食べながら昼ごはんのこと考えて、昼ごはん食べながら夜ごはんのこと考えて、嫌になる」という愚痴を聞かされながらゴロゴロしていた私の夏休みよりは良いような気すらします。
息子がこの夏、学童での不満というか愚痴として漏らしたのは2つだけ。
「ラキューの続きを次の日に作りたいのに、毎日帰る前に壊さなきゃいけない決まりなんだよねぇ。大作が作れなくて困る」
「お弁当のそうめんの汁が漏れてた~」
あとは毎日、楽しくお友達と一緒にただただ遊びまくれる夏休みを満喫しているようです。
ただ、お友達と過ごすより家族と居たいとか一人でゆっくりしたいとか、学童に嫌な子が居る、学童の指導員の人手が足りていない(安心・安全ではない)、親の帰りが毎日遅くお留守番が長い、という場合だと……公立学童1本ではやっぱり辛いのかもしれません。
これはもう、子供の性格と、お友達の当たりはずれ、就業時間の自由が利くかどうかが大きいかも。
そういう意味では、民間の学童を併用というのも保険になるかも?
よく聞くのは、一番高かった『小1の壁』は、職場の制度でも学校の宿題でもなく、子供の感情だった、という話です。
細かいことは気にしないタイプの息子は、学童の夏休みを満喫しているけど、友達関係の不満をよく漏らしている娘はどうなるかなぁ?という思いはあります。
あとは、良い思い出に残る夏休みにしなくてはならない、何か実りのある夏休みにしなくてはならない、という謎のプレッシャー。
休みの日は限られているのに、そこでレジャーにも連れていかなければいけないし(絵日記の宿題もあるし!)、その少ない休みで自由研究や読書感想文もやらせなきゃいけない……時間が無いという焦燥感。
そういう意味では、私も不安。
でも、子供が可哀想だとまでは思っていない。
私が可哀想、とは時々思う(笑)
これが共働きの親と、学童っ子の、夏休みです。