教育に対する意識が高いか低いかというと、それなりに高いほうだと思うんです、私。
でも、ブログやSNSを見ると世の中にはすごい熱量を子どもの教育にかけている人がいるな~考え方が違う人もいっぱいいるな~と思いますね。
そこで唱えるのが、
「うちはうち、よそはよそ」の呪文です。
うちはうちでいいわ。
“うち”のやり方を正当化するために、“よそ”のやり方を落とさずにはいられない人を見ると、殊に思います(何か見たらしい)。
さて、今日は我が家が教育に力を入れ始めたきっかけになった本をご紹介したいと思います。
『学力の経済学』
発売当初、SNSの子育てクラスタの間でも話題になりましたね。
私は大変面白く読みましたが、人によっては
「教育を投資ととらえるなんて!?」とか「教育をコスパではかる?ありえない!?」と読んでイヤァな気持ちになるかもしれません(笑)
うちは夫婦で、わりと数字とその根拠にこだわるタイプです。
脱線しますが、FFS理論という人間の特性5因子を知るテストで、夫婦ともにCが強く出ました。
Cの原因子は“弁別性”です。
Cが強く出る人の特徴は、理性的で、分析的で、論理的で、機械的で、詭弁的で、確率的だと言われています。
だからか、感情的だったり道徳的だったり指導的だったりするアプローチに、夫婦共に反応がよくないんです。
むしろ「説教臭いなぁ…で、母数は?サンプル数1なんじゃないの??」と思ったり。
WEB広告なんかを見ていても顕著です。
「熱血教師が生徒ひとりひとり親身に指導し、必ず第一希望に合格させます」というメッセージのものより、「何人中何人が難関校(偏差値〇〇以上)に合格!(ただし〇〇と〇〇のみ受講の生徒は除く)」みたいなメッセージのもののほうが、スッと頭に入ってきます。
そういうタイプの人には結構するすると頭に入ってくる教育本なんではないかなーと。
FFS理論は、簡易チェックテストなんかもWEB上で上がっているので、気になるかたはやってみると面白いですよ!
私は職場で丸1日かけて研修を受けたのですが、テストの結果「めちゃくちゃC(弁別性)が強い人」と出ました(笑)
ちなみに日本人はB(受容性)とE(保全性)が強い人がほとんどだそうです。
話を戻して、『学力の経済学』ですが。
その本の中に「教育を投資とすると、どの時期に投資すると一番リターン(生涯年収)が大きいか、コストパフォーマンスがいいか」という項がありまして。
そこに“就学前”とあり、あとは下り坂の一方だったんです。
この本を読んだのが、息子が4歳の時。
「いまじゃん!!!!!」となりまして(笑)
夫はどちらかというと、幼児教室も中学受験も考えつきもしないタイプなんですが、今の時期に投資するのが一番リターンが大きい、というC特有の言語で話を持ちかけると、「じゃあやるか!」っていう(笑)
そして体験を申し込んだ幼児教室で、体験レッスン中に息子がキラッキラした目で後ろを振り返って「ぼくまたここに来たい!!」と言ったのが始まりでした。
小さいうちから勉強なんて、お受験の予定もないのに幼児教室なんて、と最初は思いましたけどね。
でも今なら、自信を持って、うちの子は学ぶことを楽しいことと捉えているし、一生の友として共に歩いていける『教育』を子どもに与えてあげられたと思えます(しかもコスパよくね☆)
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