とても気になる公文式。
入学シーズンを前に、色々調べているかたも多いかと思います。
小1(or年長)~小3は公文に通い計算力と学習習慣をつけ、小3の2月(塾で言うところの新4年生)から受験塾に通うというのが最近のひとつのスタンダードな中学受験の道筋としてあるように思います。
我が家も当然、検討したわけですが。
小2で小5の問題やってるらしいとか聞くと、やっぱりやるとやらないとでは大きく違うのかな~、と。
でも…
毎日大量の宿題やれる?(息子は無理だろ)
ひたすら大量の問題を解くだけでしょ?(たのしいのそれ?)
週2で送迎か…(当方フルタイムWM、無理でしょ…)
という不安と疑問の元、小1春からの通室は見送ったわけです。
我が家の場合は見送って正解でした。
新1年生の春はバタバタすぎて、親も子も平日は習い事どころではなく(うちは共働きなのもあって余計だったと思います)、4月は小学校生活と学童生活に慣れるだけで必死。
5月からは毎日運動会の練習で子どもはヘトヘト(以前から通っていたスイミングクラブは4月からGW明けまで休会しましたが、正解でした。いや、5月いっぱい休んでも良かったかも)親も疲れが出てきてヘトヘト。
6月やっと少し落ち着いたかと思えば、7月8月今度は夏休みで毎日の学童弁当作りで親は疲弊、子供は何度叱っても学童で宿題やって来なくて毎日ガミガミ……
小1の春から公文スタートするのは我が家には無理だったように思います(涙)
その代わり、7月の夏休みを期に、自宅で公文の市販の計算ドリルを毎日コツコツやる、というのをスタートしました。
毎日1枚。裏表合計で40問~60問程度の計算問題。
夏休み中は、学校の宿題のドリルを終わらせてからは1日2枚やった日もあります。また『1年生のたしざん』はあまりに簡単すぎる最初のあたりの問題は飛ばしました。
★以下は公文のドリル★
『1年生のたしざん』→『1年生のひきざん』→『2年生のたし算』→『2年生のひき算』→『2年生の九九』→『3年生のたし算・ひき算』→『3年生のかけ算』(今この最初の辺りです)
7月に『1年生のたし算』から始めて、1月末には『3年生のかけ算』まで進み、7か月で丸6冊は終了しました。
毎日1枚コンスタントに進めて行くと、だいたい1冊43枚程度なので、3か月で2冊ほど進みます。
あれ?これ、結構いいペースじゃない??
公文の教室通いと比べると演習量という意味では全く足りてないのは承知の上です。
公文の通室や通信(公文にも通信があります)だと同じ問題を何回も、通常3回は繰り返さなきゃ行けなかったりすることにストレスを感じる方も多いと聞きます。あとは週2回の通室の手間が大きい…。
それを考えると、毎日自宅でプリント1枚50問程度をコツコツ進めて行くだけで、大きな負担もストレスも無く、なんだかあっという間に3年生の計算まで進めてしまって。
だいたい、3か月で2冊進むとして1か月450円程度。
あれ?お手軽♪
子供の計算力としても、それなりに理解も計算力もついてきているように思います。
公文の教室でやるほどの“体が覚える”まではもちろん行きません。そこは仕方ない、演習量が圧倒的に足りないでしょう。でもそこそこのスピード感を持って解いています。
市販の公文のドリルも、内容がスパイラルになっていて復習を繰り返すような形になっています。
1冊のドリルの中でもスパイラルになっていますが、ドリルを順に進めて行く中でも、『1年生のひきざん』の冒頭数枚は『1年生のたしざん』の復習だし、『2年生の九九』の冒頭数枚は『2年生のたし算』と『2年生のひき算』の復習だし、という形です。
ただ九九だけは、公文のドリルを1冊終わらせただけでかけ算の筆算(『3年生のかけ算』の内容)に進むのは弱い気がしたので、九九の計算カードをランダムにして毎日タイムを計る、という形でスピードアップを目指しました。
このペースで行けば早くて2年生のうち、遅くても3年生の前半までには6年生の計算(分数のわり算)まで進めてしまいそうな~…なんて捕らぬ狸の皮算用をしてしまいます(笑)
わり算や分数などでつまづいたり、もっとスピード感が欲しいなと思ったら、そのドリルをもう1冊購入して繰り返すのもいいかもしれません。
670円ならコピーのインク代や労力を考えると買ったほうがお安いですからね!
いや、本当はね、通室して毎日大量の宿題を繰り返しガンガンやれるならやったほうが間違いないと思いますよ。当然。
でも送迎のマンパワーと、大量の宿題をこなすというのが我が家のライフスタイルと息子のタイプを考えるととても無理そうで…。
通室して相談の上、宿題を少なくしてもらうという方法もあるようですが、なんだかそれももったいないような(庶民)。
我が家は漢字も同じく公文の市販のドリルで進めています!
こちらも1日1枚、あと1週間程度で『3年生の漢字』が終わるところ。これはまた今度詳しく書きますね。