小1息子は字が汚いです。
汚いっていうより、雑? あと縦書きだろうが横書きだろうが真っすぐ書けず、歪んでいきます。
なんなら座り方すら歪んでいるので、毎日のように「真っすぐ座らないと真っすぐは書けないよ!!」と言っているのですが…
まあ、字が雑で歪んでいます(涙)
そして、
たぶんそうなるだろうな~と思ってはしていたんですが、まあ予想通りかけ算の筆算が2桁×2桁になってから、つまづきました。
我が家ではこの過去記事の通り、算数では計算のみ先取り学習をしています。
かけ算の筆算は小学校のカリキュラムでは、3年生でやるものらしいです。いくら桁が増えても、やることは九九とたし算なので、その二つが出来れば低学年でも出来ます。ただ、息子のように数字が歪む、踊る、繰り上がりの数字を小さく書けない、子にとってはハードルがあるようです。
だって、ほら、こんなに歪んでいるんだもの(笑)
これじゃあ、どことどこを足すのか解らなくなったり、これが繰り上がりの数なのかなんなのか解らなくなったりしても無理無いかも。トホホ。
3桁×1桁の時には無かった繰り上がりの足し忘れが、急激に増えてしまいました。
10問中3問だったり、15問中5問だったりが繰り上がりの足し忘れ。さすがに正解率が低すぎます。
「もっと小さく書かないとダメだよ!」
「まっすぐ書こう」
「繰り上がり忘れないようにね!」
と横でしばしば声をかけてもダメ。うーん…じゃあ他に何が出来るかな?ということで、ボールペンで縦と横に補助線を引いてみました。
こんな感じ。
縦の位がずれるとマズいよ、横の線がずれても解りにくいよ。縦も横もズレないように書くことが大事だよ、と意識してくれればなぁと。
本人曰く、補助線があると「書きやすい!」とのこと。そもそも、2桁×2桁になってから、2段目の数をどこに書いていいのか迷い迷い書いていたのかも。
補助線を入れたことで、一気に見やすくなりました。
どこに書く、縦横をそろえて書く、ということはこの補助線のおかげで理解したようなので、次のステップとして、縦の補助線のみを試し。問題無さそうなので今度は横の補助線のみを試し。
最終的には、薄い色の蛍光マーカーで横線1本のみ先に引いておいてやる、というだけでよくなりました。
こんな感じ。
ここが目指すべきゴールとなる線、という基準が1本あるだけでも随分と字の大きさが揃うようになり、歪みも少なくなり、こんな感じに縦横がそれなりに揃うようになりました。
蛍光マーカーの線はなぞらせます。この時点でミスは25~30問中、2問程度まで減りました。
縦横ボールペンで補助線を引くのは正直面倒くさかったんですが(といっても全部引いたのは2日間だけかな?)、蛍光マーカーで横線1本だけなら1分もあれば出来ます。最終的にはこの線も無しに書けるようになると良いけど、息子はもう少し必要かな?という印象。この後に3桁×3桁も控えてますからね…(笑)
ちなみに、フリクション蛍光マーカーを使っているので、ドライヤーで熱風をあてれば色の線は消えます!
小学校の宿題なんかでは色のペンで補助線を引くのは気が引けますが、フリクションのペンなら簡単に消せるのでオススメです。
ただし、ドライヤーでも色が少し残ることがあるので、目立ちにくい色を選ぶことを強くお勧めします~。
我が家が使っているのは『フリクションライト ソフトカラー』というもので、その名の通りソフトな色合いで目がチカチカしないし、色も薄いので残りにくいかな、と。
これね、
綺麗に!とか揃えて!とかの声かけだけでは、息子は無理だったように思います。揃えるとはどういうことか、がイマイチ解っていなかったのが、補助線により縦と横を揃えるんだというのが解ったのだと思います。
このちょっとしたひと手間で、親も子も“うまくいかない”ストレスみたいなものを軽減出来て、我が家的には◎でした!