こないだ算数塾の保護者会で言われました。
「もう男子の字が汚いのは仕方ないです。私も汚いです。よっぽど読めない子は声かけさせていただくかもしれませんが、5年に一人いるかどうかくらいですから、まあ大丈夫」
はぁーん、そう言ってもらえるととても気が楽。
うちの小1息子の学校の担任が字に厳しいことで有名な先生で…。
上にお兄ちゃんがいるママ友に「あの先生は…男の子ママは苦労するよ…」って言われるレベル。
宿題、それなりに気をつけてちゃんとやっていっても、どっちゃり直されて返ってきて、再提出。
まだひらがなやカタカナの段階だというのに、再再提出になることも。
おい!1年生なんか宿題やってきただけで100点だろ!?
細かいなぁ(舌打ち)
というのが正直な感想。
この細かい直しをクラス30人分やってるのすごいけど…
だいたい書けてりゃよくない?(ダメ?)
だって、
大人になったら字の綺麗さで評価なんてされないよ?
ええ。
字が綺麗で困ることは無いだろうけど、正直大人になって字が汚いことで困ることもそんなに無いのである。
え?ある?
私、今月に入って仕事で直筆で字書いたのって、私宛の納品の受領書のサインだけよ??
たぶん今の子供たちが大人になる頃には喋れればAIがどうにかしてくれるよ!!!
という気持ち。
字が綺麗で困ることは無いというのは本当なんですけどね。
あまりに毎日国語のプリントを直されまくるので、息子が「ぼく、国語は苦手だから」とか言いだしたんでね。
自己肯定感とは????と腹たってんですよ。
文章読解もちゃんと解けてるし、答えも合ってるし、字も普通に読める。
ただ字の形の正しさが担任の求めるレベルには達してないだけ。
息子には「先生の評価がすべてではない」「学校の評価がすべてではない」と話しました。
(ただね、字が下手なのと雑なのとは別の話だからさ…そこはちょっと、うん、がんばれや、とも話しました)
こういう時ね、算数塾とか幼児教室とか学童とか、学校以外で、そして家庭以外で息子と関わって指導して褒めてくれる大人がたくさん居て、よかったなと思います。
だから、算数塾の室長の「男子は字が汚くても仕方ない、みんな汚い、私も汚い」というのはとっても救いになりました。
もっと救いになったのは、
「御三家をはじめとする男子校の入試の採点をする先生方は、男子の汚い字に慣れているのでちゃんと判読して正解くれます(笑)」
という言葉ね。
もうね、「好き」。
室長も好きだけど、男子校も好き。
(あまりに字に細かい先生が担任について、ちょっと優しくされただけでなびく人みたいになっています)
ただし!
ただし漢字だけは別、だそうです。
「普段はそこまで綺麗な字にこだわる必要はないです。字を書くのが嫌になっちゃいますから。
ただ、漢字の練習だけは“丁寧に”を心がけるよう声かけしてください。
下手でも良いから丁寧に」
とのこと。
漢字を書かせる問題だけは、枠も大きくとってあって、しっかり見られるそうです。
我が家でも漢字の練習だけは“丁寧に”を心がけたい所存。
そして室長から、漢字練習のお供にとおすすめされ、さっそく購入したのがこちら。
文庫本サイズなんですよ、これ。
1年生から6年生までに習う漢字1026字すべて載っていて、漢字辞典よりサッと引きやすい。
今は子どもに自分で引かせるというよりは、あれ?書き順どうだったっけ??(お母さん自信ないわ…)という時とかにこれでサッと確認して、一緒に見ています。
漢字学習のお供に。
ところで共学校、女子校の、汚い字に対する扱いはどんなもんなんですかね…?
やっぱり男子校ほどは寛容ではないのかしら。