うちの子供たちは、解りやすくザ・男の子とザ・女の子の思考回路をしているように思います。
娘はお兄ちゃんの影響を強くうけて、男の子っぽい服を着たがったり、剣を振り回したり、自分のことを「ぼく」と言ってみたりと、いわゆる男の子っぽい女の子ですが。
それでも、この本を読む限りでは、笑っちゃうくらいに完全に女の子の思考回路(笑)
そして息子も、当てはまらないことがひとつといって無いほどの、男の子の思考回路(笑)
なので、
「男の子の学力の伸ばし方」と「女の子の学力の伸ばし方」の2冊を読んだ時、
うわー!!!わかるわかるわかる!!!の連続でした。
男の子だけ、女の子だけのご家庭でもかなり参考になると思いますが、
兄妹、姉弟を育てているとより分かりやすいかも?
あとは、男の子の学力の伸ばし方(声のかけかた)に悩むお母さん、
女の子の学力の伸ばし方(励まし方や褒め方)に悩むお父さん等、
異性の親が子を理解するのにもいいかもなーと。
母親にとって、男の子は宇宙人みたいなもんですから(理解不能)。
息子と娘を育てていて思うのは、物理的に簡単なのは娘の子育て。
手がかかりません。
言われたことをきちんとやって期待に応えようとしているのが解ります。
(息子は何回同じことを言えば解るの??バカなの??って言いたくなること多々)
そしてそして精神的に面倒くさいのは娘。
ザ・男の子脳の息子は例え30点ミスっても「でも僕70点も正解しているから大丈夫♪」という謎のプラス思考です。
自分の得意なこと、出来ることのみにフォーカスします。
それがザ・女の子脳の娘は98点を取ったとしたら、解けなかった2点にフォーカスして「出来ない」と突っ伏して泣くという…ね。
出来なかったことにフォーカスするのが女の子、だそうです。
そして親は「女の子に共感して寄り添う」という役割を求められるわけですが。
これが私にはキツイ…
そんなちょっとしたことでいちいちメソメソするくらいならもうやらなくていいよ!!!という気持ちをグッと堪えて…
共感して寄り添う言葉かけ。
もちろん、
世の中には男の子っぽい脳の女の子もいるし、女の子っぽい脳の男の子もいるようです。
この本の著者も書いていますが、どちらが多いか、という話。8割2割といったところでしょうか。
両方読んでみることで、「ん?もしかしてうちの娘は男の子脳?」なんていうのが解るかもしれません。
著者の富永雄輔さんは進学塾VAMOSの代表とのこと。
男の子には男の子に適した、女の子には女の子に適した指導で、難関校への合格者を多数輩出しているそうです。
もし通える距離にあれば、気になる塾だったなぁ~。