我が家の子育ておけるモットーは、小さい頃から
「子どもは早寝早起きして、あとは本さえ読んでおけばオッケー!」というものです。
食べ物の好き嫌いがあっても、運動が苦手でも、別にいい。規則正しい生活をして読書習慣さえあればそれなりに勉強も出来、それなりにちゃんとした人間になるさ、というのが夫婦の共通見解としてありまして。
息子は、年中さんでかいけつゾロリシリーズや図鑑を自分で読み始め、あら~うちの子もうこんな本が読めるなんて早いわ~!と思っていたのに、そこから2年、小学1年生になってもひたすらゾロリを愛しています…。
うん、ゾロリおもしろいよね……でもそろそろもう少し字の多い物語本も読んで欲しいのに…と思ってしまいますが、どちらかと言うと漫画一辺倒になってきました。
漫画と言っても、サバイバルシリーズや実験対決シリーズ、ドラえもんのサイエンスシリーズ等の学習まんがを好んで読むので(もちろんコロコロコミックも読みますが。笑)、理科や社会の知識が楽しみながら身につく、という点ではとてもいいのです。私でも叶わないくらいの深い知識があります。
けれども、もう少し物語も読んで欲しい。文章から想像力を広げる楽しさを知ってほしい…という気持ちから、じゃあどんな本なら息子が食いつくかな?と今、色々試してみています。
それなりに食いつくものアリ、まったく食いつかないものアリ、という状況の中で、めちゃくちゃ食いついたシリーズがひとつあるのでご紹介します。
山田県立山田小学校シリーズ
日本の都道府県の数は47ですが、実は48番目があるのだとか。その48番目の県の名前は…山田県!
このお話は、その山田県にある山田小学校で起こる、ちょっとふしぎでゆかいな物語です。
主人公は山田小学校4年1組のカナタ。いたって普通の男の子です。けれども山田小学校で過ごす日々は、普通でないことの連続…!
山田小学校シリーズは、それなりに文字量があり、小学1年生、2年生で習う漢字にはルビがふられていないので、おそらく小学3年生からの中学年を対象とした読み物だと思われます。主人公のカナタくんも小学4年生。
小学1年生が読むには少しハードルがあるけれども、ほぼ全てのページにギャグ漫画テイストのイラストがあり、息子としてはとっつきやすかった模様。
多分、他の本でもいざ読んでしまえば読めるんだろうな。でも、パッと見で「絵が無いから面白くなさそう」と思って敬遠してしまうようで…
そういう意味では、どのページにもギャグ漫画テイストのイラストがあるけれども、それなりに文字量も多く、ルビの無い漢字もけっこう多いこの山田小学校シリーズは、オススメかもしれません!
ちなみに内容はというと、小学生男子が好きそうなとんでもないありえない世界が繰り広げられています(笑)
息子はくすくす声を出して笑う勢いで楽しめているようです。
ゾロリやコロコロが好き、でももうちょっと字の多い本も徐々に読んで欲しいな~という低学年の子におすすめしたいシリーズです♪