かんがえる子どもを育てたい母のブログ

話を聞かない息子と、芸術家肌な娘を育てるブログ

子どもとゲームの付き合い方について考えてみた

我が家では、この春、息子の7歳の誕生日にニンテンドースイッチを購入しました。
してしまいました…。

ゲーム類の中毒性は、脳科学者の川島先生の本を読んでからかなり恐れているので、慎重に導入したかったのだけれど。

 

この2冊。

内容はかなり近いです。

先に『やってはいけない脳の習慣』のほうを読みましたが、なんというかかなりホラーでしたよ…ぜひ読んでみてほしい1冊。

 

脳科学者の川島隆太先生は、東北大学の先生でもあり、一時期話題になったDSで脳トレのゲームを作った人でもあります。

その先生が、ゲームの恐ろしさを延々と。何かのインタビュー記事では、自分の子どもには絶対に脳トレのゲームもやらせないとおっしゃってました(笑)

 

しかし!
誕生日とクリスマスは、『親が与えたいもの』ではなく『子どもが欲しいもの』を貰えるべきでは?という夫の方針から、ゲーム購入に至りました。

私はもう1年くらい先に伸ばしたかったけどね!

 

あと、川島先生の本でも、ゲーム、スマホ類の中毒性は子どもの脳に多大なる影響(悪い意味での影響です)を与える一方で、ゲームやスマホを一切使っていない群より、時間を決めて(ただし短時間)ルールのもとに使っている群のほうが、より高い成績を叩き出していることもあって。

自制心をもってうまくゲームと付き合うことは、決して悪いことではないなと。

 

ちゃんと約束を守るという前提で、ついにゲームを導入しました。

 

  • 我が家のルールは、ゲームが使えるのは土曜と日曜、祝日のみ1日1時間のみ。
  • 平日は時間がある時で息子に一人でお留守番をお願いしたい時(下の子の習い事の送迎時など)のみ、30分。

この2点のみです。
基本、土日のみですね。

 

本当は、やることをやってからゲームをするルールにしたいんですが。

川島先生の本に、ゲーム使用後2時間は脳のどこかが反応していて(忘れた…)勉強してもその効果は消えてしまう(ホラー)とあったので。

でも、土日は朝起きてすぐの時間にゲームをやらせてしまっています(汗)

うちの子供たち、休みの日でも朝6時台に起きてしまうのですが、親は少しでも寝たいので。

 

最初、せっかく手元にゲームがあるのに、平日もやりたくなっちゃわないかな…とか、決められた時間でやめられなくて毎日揉めないかな…と心配しましたが。


その点は意外にも大丈夫でした!

まずは我が家は共働きなので平日は時間が無いのもあります。
帰宅→夕飯→風呂→寝るまでが10分刻みのスケジュールなので、やる時間がない(笑)

 

あとは、息子がはまっているゲームの攻略本を惜しみなく与えているのも、平日ゲームをしなくてもいい抑止力になっていそうです。

いまは数冊の攻略本を読み読み、レッドストーン建築とやらの研究をしているそうです。

 

主に息子がやっているゲームはマインクラフトで、クリエイティブモードでひたすら自分の世界を作っているようですが、平日は攻略本を読んでは

「次はここにエレベーターをつけたい」
「庭にジェットコースターを作りたい」
「いつかこんなお城が作りたいな…でもこれはまだ難しくて僕には無理そう」

など、本をもとに計画をたて、設計図的なものを書き、土日の“作業日”に思いを馳せているようです。

このゲームとの付き合いかたは、悪くないんじゃない?

 

あとはもうひとつ。
時間を守ることに関しては、ゲームを導入する前に、私の兄の話をしたことでかなり守られているように思います。

 

私「お母さんのお兄ちゃんもゲームが大好きだったんだけどね。ある時、約束を守らず隠れてゲームをしていたのが見つかって、もうゲームが出来なくなっちゃったんだよ」

息子「なんでゲームできなくなったの?」

私「怒ったおばあちゃんがゲームをゴミに出したから(笑)」

息子「(……)」

私「お母さんのお兄ちゃんも、まさか本当に捨てられるとは思ってなかったみたいで、いつか出してくれると思ってたみたい。でも本当に捨てられちゃってさー。まあ約束守らなかったんだから仕方ないよね~」

息子「(……)」

 

この話をしたからかどうかは解りませんが、我が家ではアレクサがゲーム終了を告げると、もうそそくさと終了します。
マインクラフトが「ここをクリアしてから」みたいなゲームではなく、やめようと思えばいつでもやめられるからというのも大きいかもしれません。

 

この感じで続けられるのであれば、我が家ではゲームを買ってやってよかったな~と感じている今日この頃です♪

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初出掲載:2018年6月3日