どうぶつしょうぎってご存知でしょうか。
駒は全部で8駒、3×4の12マスで戦う、子供でも簡単にルールが理解できる将棋の簡易版のようなものです。
- 作者: きたおまどか,ふじたまいこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/11/09
- メディア: 単行本
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駒の動かしかたは駒に書いてあるので、だいたい4歳くらいからやれるかな?という難易度です。かといって大人がやっても結構奥が深くて、子供が寝静まった後に、夫婦で対戦したり、スマホにアプリを入れて通勤中にやったり(笑)
我が家では、通っている幼児教室でどうぶつしょうぎの大会の主催をやっているので、息子が年少の時から始めました。
将棋と同じく、1手先、2手先、3手先を「こう打ったらこう打たれる、そしたらこう打ち返す…」と読みながら対戦するので、論理的思考力が鍛えられるんじゃないかな?という期待も込めて。
実際、どうぶつしょうぎには必勝パターンというのが決まっていて、パズル的要素が強いものらしいです。
相手の打ってくる手に対して、正しい手を打ち返し続ければ、必ず勝てるという(つまり絶対にミスさえしなければ後手必勝というわけです)。
1手先、2手先までなら目の前の盤を見ながら出来るんですが、たぶん3手先、4手先まで「(こう来たらこう…)」と読んでいくには、脳内に盤面を思い浮かべられないと出来ない気がします。私は脳内盤面が描けないので2手先までしか読めません…
この、脳内に盤面を思い浮かべる時に使うのが右脳の直観像記憶(映像記憶)らしいです。
つまり、右脳で脳内に盤面をイメージしながら、左脳で論理的思考をするという将棋は、脳にとってもいいんですよ!!!!
(幼児教室の先生の受け売りです)
ちなみに息子は一時期、かなりどうぶつしょうぎの特訓をしました。
実戦の中で、夫がネットで調べた必勝パターン(この形に持ち込むと必ず勝てる)を教え込むという形での特訓です。
なので、自分で勝てる方法を編み出す、というよりは、勝てるパターンを暗記する、そのパターンに持ち込む方法を考える、というものです。
まあ普通の将棋も、まずは入門書などで勝てる形を覚えて、それをいかに作っていくかだったりするので、似たようなものですね。
特訓前に出たルール覚えたての年中さんで出場したどうぶつしょうぎ大会では、1勝も出来ず涙涙の予選敗退。
それが、特訓後の年長での同大会では、東京予選1位通過、全国大会ベスト8まで残りました。
最近出場した第6回深川どうぶつしょうぎ大会では小学1年生の部(約30人が出場)で19勝1敗で惜しくも2位。
着実に実力をつけているし、保育園や学童では誰とやっても、先生とやっても負け知らずまで強くなりました。
これは「僕はどうぶつしょうぎならクラスでも学童でも誰にも負けないぞ」という気持ちにもつながったと思うし、やってよかったな、どうぶつしょうぎ。