いろいろ思うところがあり(また書きます)、自宅から通える範囲にある算数教室で、フランチャイズではないものについて調べてみました。
いくつか資料を請求した中で、なんとも大量の資料を送ってくれたのが理数系専門塾エルカミノ。
ちょっと資料請求しただけで、塾の授業で具体的にどんな問題を取り扱っているのか大量に送ってくれるってなかなか無くないですか?
エルカミノは小2から算数オリンピック講座があるのに惹かれて資料請求したんですが、夏季講習には実験教室あり、ルービックキューブ教室ありで、何これ楽しそう!!算数オリンピックやキッズBEE(算数オリンピックの低学年版)の対策講座の問題を見て、こういうところなら息子を通わせたいな~という気持ちに簡単になってしまいました(笑)
たぶんけっこうな教育ママな私ですが、低学年から学習塾に通わせることには抵抗があり。先取り学習にも抵抗があり。
このブログを見ているとかなり家庭学習させているように見えるかもしれませんが、学校の宿題を除き(宿題は学童でめちゃめちゃ雑に残念な感じにやってきます…)、家庭学習は小1息子も年中娘も朝の15分~20分のみ。
ザ・お勉強ではないけれど、なにか思考力が培われるようなものはないかなーと模索しているようなところがあります。
そして話を戻すと、ザ・お勉強、ザ・中学受験ではないけどエッジがきいている感じにビビビと来たのがエルカミノ!
(私、理系脳の、なんというかまったく逆なんで、どこか憧れのようなものがあって、余計素敵なものに見えるフィルターがかかっているかもしれません)
エルカミノ。なんだか素敵に見えるエルカミノ。まずは夏休み3日間の夏季講習でお試ししてみようかな、と。その前にエルカミノの理念なり、どんなことをやってるのか知りたいなと思い読んだのが、どちらもエルカミノ代表の村上綾一さんが書いた以下の2冊です。
『10歳までに~』のほうは、私はこういう系の本は相当数、読み込んでいるので(ライフワーク)そこまで目新しさを感じず。読みやすく、算数の重要性を説いている感じ。ほうほう、と読みました。とっつきやすい感じ。
『人気講師が教える理系脳の作り方』はやばかった。久々にこの手の本を読んで感銘を受けました。大げさですが(笑)
算数が得意な子を育てる~、何歳までに算数脳が~的な本も相当読んでますが(そして、そんなことやってるよorそんなこと出来れば苦労しないよという感想で終わることが多い)、なんかそういうのとも違う感じというか。
まず前提として、このエルカミノ。算数が苦手な子を算数を得意にしてくれる塾ではないなというのがよく解りました。
この本も、もともと算数が得意な子をいかに伸ばすか。いかに親がその邪魔をしないか、余計なことをしないか、ということが書かれています。
よくある、中学受験は親が8割、とかそういう本とはまったく違ったスタンスで書かれていて、親は余計なことをすんなよというスタンスで、私は読んでいて変な話たいそう気持ちよかったです(笑)
算数ゲーム→余計なこと
ちまたによくある実験教室→余計なこと
早くから地動説やら相対性理論やらを教えてしまうこと→余計なこと
計算ミスをしないように綺麗な字で筆算するよう言うこと→余計なこと
というように。
親が良かれと思ってやるだいたいのことが、理系脳を育てるにおいては、余計なことだという。そしてその理由が私には「なるほど…」「たしかに…」と肯けてしまったのです。目から鱗すぎた…!
じゃあ何が良いのかというと、低学年のうちは算数パズル。算数ゲームと算数パズルは似ているようでまったく違うとのこと。親は同じような気持ちで与えてしまいがちだよなぁ、良かれと思って…
エルカミノの授業でも、ひたすら算数パズルを黙々と解くのとのこと。ヒントは最低限。手を動かし、鉛筆を消しゴムを動かし。
俄然、興味が湧いて湧いて湧きすぎてしまったので、夏期講習3日間に息子を放り込んでみようかなーと、現在画策しています。
本当に久々にこの手の本を読んで感銘を受けたんですけど、なぜかこの本Amazonでも楽天ブックでも売ってません~。廃盤かよー(ズコーッ!)
図書館で借りてください…