かんがえる子どもを育てたい母のブログ

話を聞かない息子と、芸術家肌な娘を育てるブログ

数に強い子どもになってほしい(願望)

数に強くなる、には。 

数に強い、とは。

3歳の子が100まで数えられたからといって、100という数字 の意味を理解してるわけじゃないし、4歳で二桁の足し算が出来た からといって数に強いわけじゃない。 数そのものの本当の意味を知っているかどうかで、 数に強いかどうかは決まってくる……らしい(数に弱い私)。

 

数に強い人の特徴として、

“実際にある数をとる” 時、たくさんの数がとれるそうです。

数をとる、とはパッと見て何個あるか解る、ということ。いち、 にー、さん、しー…と数えなくても何個あるのか解る、 その数が多い人ほど、より数に強いことが多いらしいのです。

 

これは、兄妹で年少から通っている幼児教室( 受験向けの教室ではなく、知育パズルなんかをやる脳育の教室)の先生に教えてもらったこと。

先生曰く「3+2=5という計算を、 小さいうちから紙の上でやることには実はあまりよろしくない」 とのこと。3+2=5が紙の上で出来ることと、 数を理解することはまた別だと言うのです。

「キャンディーが7個ありました。2個食べました」と聞いて、7 -2が出来ることと、頭の中に7個のキャンディーを思い浮かべて 、そこから2個減らせることとは違うし、100まで数えられる子 が頭の中に100匹のアリさんを思い浮かべられるわけではないと 。たしかに…

家庭学習で先取りすると、 どちらかというと読み書き計算に走ってしまいがちなので、 じゃあ何をやらせようなかってなった時、 とりあえず足し算とか引き算のドリルをやったりしますよね。 一方、我が家の子ともたちが通っている教室では〇+▲=□という ような計算は、年長の後半までほとんどやりませんでした。

ひたすら“実際にある数に触れる経験を積む”、 というのがメインで、おはじきだったり、百玉そろばんだったり、 カードだったり、キラキラのガラスのハートの箸置きだったり、 リンゴのおもちゃだったり。手を変え品を変え、 いろんなものの実際にある数に触れます。いま右手に●個あるから 、じゃあ左手には何個あるはずかな?ということもゲーム感覚でよくやりました。

“数をとる”というのは、いち、にー、さん、、、 と物の数を数えるのではなく、 パッと見で何個あるのか解るようになるということ。

(これは一般的な言葉なのか、 幼児教室ならではの言葉なのかは不明ですが…)

大人でも、 このパッと見で何個あるのか解る数が多い人は数に強いそうです。 数に強い人は15個くらいまでパッと見で数えずに解ったりするら しいですよ。私は9くらいかな…

子供だと、だいたい3歳で3個、 4歳で4個がパッと見で解るとか。そこから年齢が上がるにつれ、 5個、6個、7個と“とれる数”が上がって行くかというと、 そうではなく。数に強い子はどんどん増えていくし、弱い子は4個 止まりだったり。

じゃあどうやって数に強くなっていくかというと、 やっぱり数に触れることなんですって。3歳で100まで数えられ るようになることではなく、〇+▲=□が計算できることではなく 、数に触れ、数の本当の意味を知ることなんですって。

 

うちでは百玉そろばんをわりと愛用していました。

こういうの↓

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1が10個集まると10で、10が2個集まると20、10が3個 集まると30。6は5と1、7は5と2、8は5と3。

大きな数がどうやって作られていくか、わかりやすい。

もちろん、おはじきやビー玉でもいいんですけど、 なくなったり転がっていったりしますから(笑)

どうやって使うかというと、3歳4歳あたりだと「今日は1~20 を数えようか~」と一緒にひとつずつ玉を動かして数えていく。「 今日は20から40を数えようか」だと、10、20、 と列ごととって、21からひとつずつ玉を動かして数えていく。

これ、百玉そろばんって木製のが多いけど、 お風呂でも使える素材のがあると良さそう~。

6歳、7歳くらいで普通に足し算をする時に指を使ってしまう子に も、幼児教室の先生は百玉そろばんをお勧めしていましたね。 頭の中でできないときは、ものでやること。 指でやるとどうしても癖になってしまって、 スピードも上がらないので、とのことで。

 

こうして数に触れていって数を知って、あとはどうやって“ 数をとる”、パッと見で解る数を増やしていくかですが。

例えば6個を●●●と●●●の塊で見て6とか、8は●●●●と● ●●●の塊で見て8とか。そういう声かけをしていくと、 徐々にパッと見でとれる数が増えていくそうです。

ニンジンが5本書いてあるプリントを見て、何個あるでしょう、 という問題のとき。ひとつずつ指さして1、2、3、 と数えていくのではなく、 3個ずつ指とかでくるっと囲んで見せて、「3と2で5だねー」 と声かけする感じ。数を塊で認識するようになると、 パッと見でとれる数が増えていく、ということらしい。 なるほどねー。

こういう声かけをしていくと、4歳娘でも3はパッと見でとれる数 なので、綺麗に並んでいれば数えなくても「3と3と3で9だね~ 」と解るわけです。

 

数に強くない、 高校の数学で完全に何をやっているのかわからなくなった私には、 実際にとれる数が多いことと、 計算などが早くなることとどういうつながりがあるのか正直よくわ からないのですが(残念)

うわー…いっぱい… て気持ちにならないから苦手意識がなくなるのかな、違いますかね (笑)

年に1回幼児教室で受ける知能テストでは、息子も娘も「 非常に数に強い」という結果が毎年出ています。 このまま苦手意識を持たずにいってくれ!

 

幼児教室で使っていたのはこれ

サクラクレパスのも可愛い!

 

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初出掲載:2018年6月3日