かんがえる子どもを育てたい母のブログ

話を聞かない息子と、芸術家肌な娘を育てるブログ

初めてスクールカウンセラーに相談してみたお話・その2

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さて、いよいよ初めてのスクールカウンセラーさんとの面談当日です。

面談に至るまで、はこちら↓↓

 

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自宅で夫と待ち合わせて、「なんとなく息子には合わないほうがいいね」と息子が学童へと向かう道は避けて学校へ向かいます。変な気持ち。

 

スクールカウンセラーさんは50代前後の女性でした。

挨拶をして着席。

名前は教えてもらったけど、どういう資格を持っているとか専門は教えてくれないんだなぁ。まあ聞けば教えてくれるんだろうけど…聞けませんでした(笑)

 

今日は息子の授業中の様子を見ていただいたんですよね?とお聞きしたところ、

 

「それが、申し訳ありません…緊急のカウンセリングが入ってしまって、今日は授業を見に行けなかったんですよ。ちょっと休み時間に様子と掲示物だけ見には行ったんですが」

 

って、夫婦でズコー!!!!!!!!!ですよ(笑)

そういう時は私はわりと不快感を前面に出してしまうほうなんですが(こっちは夫婦そろって仕事を早退して来てるんだからねっ!)夫はすぐ切り替えて、

「そうですか、では次回は必ず授業中の様子を見ていただいてからの面談にしていただけると助かります。もちろん緊急のお仕事もあると思うので、そういう時はお手数ですが電話で連絡いただいて、延期にしていただけるとありがたいです…」

 

まあそうだよね、緊急案件もあるよね。

たぶん我が家は緊急度が低いほうだろうとは思うよ。

まずは息子自身が特に困っている様子が無い…。

家族もそこまで困っていない。

(先生は困ってるのかもしれない。だっていつも一番前の席…)

 

というわけで、1回目の面談は、息子の授業中の様子を見て貰っていない状態で、一般的な話をしていただきました。

 

 

 

サポートルーム(週に数回程度の、いわゆる通級?)について。

発達検査について。

書字について(息子の書いた掲示物を見て、書字に問題ありと思われた様子)

私と夫からの聞き取り。

 

という感じでしょうか。

サポートルームや発達検査については、

「これを息子くんが是非ともやるべき、という話では無く。こういうものがありますよ、場合によっては利用出来ますよ、という案内です。受けられる支援を知らなかった!というのは不利益になりますからね」

という前置きがありました。

 

ただしサポートルームについては、検査をしました、じゃあ入りたいので入れてください、と言ったらすぐに入れるというものでもなく。みんなが待っている列に並ぶことになる、早くても来年度から、というお話でした。

 

サポートルームに入れるかどうか。

これには発達検査が必須だそうです。

その子の何が凸凹していて、何が苦手で何に困っているのか解らないと、支援のしようが無いからとのこと。

ただし検査をして診断が出ても、校内会議で「この子はサポートが必要」とならないと、サポートルームには入れないそうです。

 

限られたリソースなんですね…

 

なんとなく、勉強についても情緒面についても問題の無い息子。

(お友達との人間関係は良好なようで、そこは担任の先生に褒められました)

書字も、硬筆の課題なんかは綺麗に書いているから、本気を出せば書けるはず、と親は思ってる。

息子にサポートルームの必要性があるのかどうかはよく解りませんでしたが「もし通うとなると低学年のうちからのほうがいいと思う」との話でした。

それは、子どものプライド的に。

 

確かに、高学年になってからもうどうにもならなくなって困って通級となっても、子どもの戸惑いは何もよく解っていない低学年より大きいだろうとは想像がつきます。

 

 

このカウンセリングの中で、次回の予約を取りました。

1週間後の一番遅い時間、17時スタートで予約。

私たち夫婦が一番知りたいのは、

 

集団の中にいる息子の様子を専門家が見てどう思うのか

 

なので必ず事前に授業中の様子を見ていただけるように、来週それが無理なら面談を延期でもいいので電話連絡をいただけるようにお願いしました。

カウンセラーさんも

「次は何が何でも授業の様子を見ておかないとですね!」

とのこと。

 

夫婦そろって仕事を早退して来ているので、それなりにプレッシャーはかけられたと思います(笑) 

あとは、担任の先生とも今日の内容を共有していただいて構わない。出来れば担任と連動して話を進めて行きたいという話をしました。

 

帰り道。

夫「授業の様子を見てないってズッコケたなw」

私「まあ緊急の何かもあるんだろうね。でもこっちは仕事早退して来てるからさ~」

夫「なんか話を聞いてると既にレッテルを貼られているような感じがあるな。見ても無いのに、たぶんこれが出来ないんだろう、という前提で話されているというか」

私「いつも一番前の席にされて、カウンセリングに来てるってことは、そういうことなんじゃん…?」

 

という話をして帰りました。

来週も夫は仕事を早退して来てくれるとのこと。

 

次回、その3につづく…

 

 

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初めてスクールカウンセラーに相談してみたお話・その1

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息子の通う小学校では、スクールカウンセラーが毎週火曜と木曜に来てくださっています。

おそらく毎週火曜は発達のほうが専門(?)のカウンセラーさん。

木曜のほうはいじめや登校拒否のほうを得意とする感セラーさんなのかなと予想。

 

というのも発達について気がかりだった我が家はどっちの曜日がいいか選ばせてもらえることもなく火曜を指定されたし、最近発達障害の診断がおりたお友達も火曜に来ているみたい。一方、登校拒否ぎみになったお友達(担任の先生がめっちゃ怖かったのが原因…)は木曜に相談に行っていたので。

 

さて、我が家がどうしてスクールカウンセラーさんに面談をお願いするところまで繋がったかというと。

 

きっかけは1学期の終わりにあった、担任の先生(どちらかというと優しいタイプの女性の先生。学年主任)との個人懇談でした。

 

家ではそこまで問題なく宿題や家庭学習をこなしているように見える息子。

でも2年生になってから、何回席替えをしても一番前の席なんです。1年生の時はむしろ後ろのほうの席だったのに…

 

それが個人懇談の先生のお話で理由が解りました。

息子は騒ぐわけでも、授業の邪魔をするわけでもないけれど、とにかく授業中ボーっと他のことを考えてしまうため、先生の「何ページを開いてください」「〇ページの問題を解きましょう」などという指示が通らないんです。

 

全体指示が通りにくいというやつです。

家では、個別の指示だから解らなかったんだよなぁ…

 

あと、指示が通っても、確実に簡単に出来る問題なのに(家では6年生の計算ドリルも終わろうかというくらいに算数は得意なので、2年生の学校のドリルなんて息子にとっては簡単なはず)なぜかなかなか取り掛かれない。

ただ先生に「やろうよ」と促されればやるし、やれば計算は早いので最終的には追いつく。

ただ、ボーっと脳内トリップしてしまっているので、ほっとくと取り掛かれない…という状態だそうです。

 

 

 

担任の先生からは「どうやったら息子くんのやる気スイッチを押せるか、2学期の私の課題です!」と前向きな感じで言っていただいたんですが、

 

やる気スイッチ…やる気の問題なのかな…

 

と思った私は、前から気になっていたことを聞いてみました。

あの、それって、男子によくあると言われる範囲のものですか?それとも発達障害を疑ったほうがいいレベルですか?

 

そこで担任の先生から

「私は発達の専門家ではないので何とも言えないのですが……よかったら一度スクールカウンセラーの先生に、息子くんの授業中の様子を見ていただいてみますか?」

とご提案いただきました。

 

そこからは話は早かったです。

うちは夏休みを挟んでしまったため、1か月半も間が空きましたが、2学期が始まった最初の火曜に担任の先生からお電話をいただきました。

「今日、スクールカウンセラーの先生とお話ししてきました。来週の火曜に、息子くんの授業中の様子を見に来ていただけることになったので、早ければ来週の火曜の午後にでも一度面談にどうですか?」

 

スクールカウンセラーへの面談の予約は、親が直接することも出来るようですが、このように担任の先生が間に入ってしてくださることもあるようです。

 

しっかりしている担任で良かったな。

トントン拍子に話が進んで行きます。

 

そこから1週間。

なんて言われるんだろう…

病院で検査をするとなるとどこの病院がいいんだろう…

本当にそこまでのこと?ただのボーっとした子にも見えるけど…

でも常に一番前の席ということは、一番手がかかるということだよな…

本当に?家では全然手がかからないけど…

これから検査や通院となると毎週平日に仕事を休むことになるのかしら…

ADHDの不注意優勢型というやつなのかしら…

診断がつくと息子にはデメリットがある…?

いや、息子が生きて行きやすくなるのが一番のはず…

開けてはいけない扉を開けてしまったの…?

どうなるのかしら…

 

と悶々としました(笑)

 

夫にスクールカウンセラーとの面談によかったら一緒にどう?と言ったところ、最初は

「え、やめとく」

という反応。

 

 

 

夫はどちらかというと、スクールカウンセラーに勧められたとしても

「息子には発達検査は必要ないのでは?」という考えでした。

私は、検査をして、得意不得意をちゃんと調べたほうが息子にとっても家族にとってもいいのではないかと思っていたので、そこに齟齬がありました。

 

1週間かけて

「なんて言われるんだろう、一人で行くの憂鬱だわ~」

「私ひとりの偏った意見より、あなたの意見もあったほうがいいのでは?」

「ねえ、私ひとりの子なんだっけ?!」

 

などとグチグチ言い続けた結果。

前日に「明日、何時からだったっけ?早退できそうだから行くよ」と夫。

 

後から、

夫に同席してもらえたのは、本当に良かった。

これが私にとっては大きかったと思います。

 

スクールカウンセラーさんがやってくれることは、まさに“カウンセリング”なんです。

私と夫との意見のすり合わせをするための場にもなったように感じるし、夫婦で同じ意識を持って、同じ方針で、息子への働きがけが出来るようにもなったと思います。

 

さて、最初のカウンセリングについてはまた次回、その2で。

 

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開成の文化祭に行ってみた


我が家の文化祭訪問は、

5月の聖光学院、9月2週目の海城、そして9月3週目の開成は3校目でした。

 

我が家は塾の先生から

「親単独での学校説明会が先。親が行かせても良いと思った学校だけ、子どもと文化祭に行ってください」

と口酸っぱく言われていたので、基本それにならっているのですが……

 

詳しくはこちらの記事↓↓↓

 

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開成はまだ説明会には行ってないけど、文化祭に行っちゃいました。

というのも、開成の学校説明会は5年生・6年生しか参加できないみたいだし~。

 

あとこう言うとあれだけど、夫と「あそこまでトップオブトップの学校の校風に別にいちいち文句はないよね?」という話になったので、いいかなと。

私もさすがに開成まで行くと、例えば「中学生は学食使えないらしいからやめて」とか言わないです言えないです(笑)

 

さて我が家からは距離的には遠いけれども電車の便という意味では通いやすい開成。

都会の学校なのに敷地も広いし、駅から近いのがいい!

 

なんとなくもっと古くて汚い校舎を想像していましたが、校舎もわりと綺麗だったように思います。

 

あの明らかにスプレーで染めた変な髪色の子も、大きな声で呼び込みしている子も、女装して踊っている子も、前に出て喋る時に挙動不審な子も、塾時代の友達かな?というような雰囲気の子に声をかけられて照れてる子も……みんな受験戦争を勝ち抜いて来た賢くかつ努力も出来るお子達なのね(キラキラ)…という目で見てしまいます。

 

我が家は息子の興味から、展示や出し物関係は、地質部、生物部、科学部、物理部、模型制作部、ポケモンセンターを中心に見て、たまたま呼び止められて入った音楽部の演奏を聴きました。

 

地質部では化石のレプリカを作らせてもらったり、物理部では電子ゲームをさせてもらったり、生物部ではクイズラリーをしたり、私がおにぎりや焼きそばを買う列に並んでいる間は開成ポケモンセンターでゲームの対戦を見たり……と、朝9時から午後3時半まで、たっぷり楽しみました!


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あとは、開成の運動会をドキュメンタリー映画にした運動会実行員会(?)の映像作品を見たんですが……

 

これには訳があって、塾での面談の際に

「息子くんみたいなタイプは、開成の運動会どうかな~好きかなぁ…好きじゃないかもしれませんw

かなり激しいし独特の雰囲気なので、あの運動会は嫌な子は嫌ですよ。早めに運動会は見に行ってみてください」

と言われたんですね。

 

息子は運動神経は良い方じゃないけれども、小学校の運動会は大好きだし、まあ大丈夫でしょ?くらいに思ってたんですが…

 

映像を見終わった息子に「どう?あんな運動会やってみたい?」と尋ねたら、

 

「やりたいかやりたくないかと言うと、まあやりたくは無いね」とのことで。

残念(笑)

 

塾の先生、1年間週に1回1時間ちょっと顔を合わせているだけなのに、よく息子のキャラが解ったなwwwと感心してしまいました。

すごくないですか?

息子のキャラ、というより、開成に合う子のキャラを熟知しているのかも??

 

1年中運動会をやっているわけじゃないだろうけど、学校の顔とも言える一大イベントだし、運動会を楽しめる子、嫌じゃない子が開成では陽の当たる道を歩けるのかしら…じゃあうちの息子には合わないのかしらなどと考えてしまいました。

運動会からは縁遠いような雰囲気の子もたっくさんいましたけどね!

 

※息子にあとから詳しく聞くと、「運動会はあんまり好きな感じじゃないけど、文化祭がとっても楽しかったからこの学校には別に行ってもいい」というめっちゃ上から目線の解答がありました(笑)

でも、同じような学校があれば”普通の運動会”の学校のほうがより良いってことよね、うんうん。

 

この映画、毎年やっているのかは解りませんが、運動会では正直競技の様子などはあまり見えないという話なので、ひとつひとつの競技の様子がよく見られて良かったです。息子もイメージが掴みやすかったみたい。

お子さんが開成の運動会の雰囲気が好きか嫌いか知るにはいいかもしれません。

ただ、見に来ているのは保護者のおばさまっぽい方がメイン層でした。

 

 

 

開成の運動会は出来ればやりたくない息子ですが(俵取りで引っぺがされるのを見て「痛そう…」、棒倒しを見て「なんで服脱いでんのこの人たち…」と引いてましたw)、

 

生物部の展示で、

これはすべて開成の敷地内の中で捕った虫です」

と見せてもらい、学校で友達と虫取り出来るのか!!!と目がキラキラしていました(笑)

 

私は渋渋の自由な雰囲気が大好きなんですけど、虫捕りが出来そうな広い敷地の学校が息子には合うのかもしれないな…と思いました。

(渋渋にはアリ1匹、ダンゴムシ1匹いなさそうでした)

 

低学年からの文化祭通い、楽しめるのか不明でしたが、子どもがどんな学校生活を思い描いているのか、好き嫌い合う合わないを知るには手っ取り早いのかもしれません。

 

2週連続で文化祭だったので、もう嫌かな?とこちらが気を使って来週はどうする?尋ねたところ、

「いくいく♪」

とのこと。

 

次は初の共学、広尾学園の文化祭に行ってみようと思っていますが……

虫はいないかもな。

生物部、あるのかな?w

 

 

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初出掲載:2018年6月3日